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2020.03.24小牧市新築工場、竣工検査無事終了です!
皆さん、こんにちは。デザインスタジオ那由多の貝です。
2月からコロナウイルスの感染拡大により、不安がだんだん広がっていますが、これからやっと桜開花の季節に入り、華々しい桜色に包まれて気分一新になるでしょう🌸
さて、今回は進捗を載せておりました小牧市新築工場の竣工検査の様子をご紹介します。
建物竣工後、お引き渡し前に、検査を受ける必要があることをご存知でしょうか?
建物も、人がつくるものですから、100点を目指しても、細かいキズや不具合が発生することがあります。建物の品質を確保するため、工事終了前に、施工状態に不具合がないかを確認する検査が行われます。竣工検査の中で、社内検査・設備検査・消防検査・建築完了検査・施主検査などがあります。社内・社外たくさんの方々が関わる各検査をクリアすることによって、客観性・透明性・確実な建物の品質管理を保障されます(^^)
私も、今回の検査に参加させていただきました♪皆さんと一緒に厳しい目でキズや汚れ・不具合のチェックをして、色々な設計上の工夫点と施工上の解決策が共有出来て、いい勉強になりました(^^♪
▲各工事がほぼ終了の状態なので、いよいよ各検査に臨みます。現場管理担当のYさんの話を聞くと、やはり受験生のようなドキドキ感があるそうです(^^)
▲オーナー様にご確認いただく(施主検査)前に、先ず行うのは社内検査です。社内検査とは、建設会社の立場で工事内容をしっかりと確認・手直しをすることによって、引渡し建物の良質な提供品質を確保する目的で行う検査です。この検査では、品質チェックリストを用いて、建物全体を隅々まで、細かく確認していきます。設計図書通りに仕上がっているか、キズがないか、気になるところがあれば、テープをぺたっと貼って、手直し作業の詳細をリストにまとめます。その後不具合は手直しされ、再度仕上がりの確認後、施主様への引渡しになります。
▲シャッター、サッシとドア、各設備の納まりと作動状況を細かく検証中です。設備機器は目視検査だけではなく、一度動かして、不具合があるかどうかを確認します。使い勝手を徹底チェックする時に、ユーザー目線と建築のプロとしての目線を常に心がけて検査することが大事ですね!
▲建築完了検査の様子です↑確認検査機関の方による構造の書類検査をしている最中です。現場に納入されているコンクリートの強度が設計基準を満たしているか、鋼材が正しく使用されているか、鉄筋の配筋・圧接・溶接状況などを、工事記録写真と書類で審査している風景です。
▲消防検査の様子です。消防検査とは、消防用の設備が「消防法」を満たしているかを調べるため、消防署員による立ち入り検査のことです。写真は屋内消火栓の設備が正常に作動するかを、実際に水を流して水圧などを調べているところです。
建設会社の立場として、建築関係法令や各種仕様書の基準を上回る自社独自の施工基準とルールを定め、徹底の品質管理を行うのが目標です。こういう検査の積み重ねによって、建物の完成度と品質を上げてくれます。社内で設計・施工の視点から問題点と解決策を議論し、統一の品質管理の向上につながり、技術力のステップアップも期待できますね。
新築工場は間もなくお引き渡し予定です。お引渡しに向けて、検査後の手直し工事とクリーニングを進めていきます。自信を持って引き渡せるように、社員みんなで力を合わせて、全力で頑張ります(^^)
デザインスタジオ那由多は、その一つ一つの現場を大切にして、お客様の喜びと信頼を貯めていきたいという思いで精一杯励んでいる建設不動産のプロ集団です。
「大きなキズ・手直しなどはない社内検査でした。施主検査もスムーズにいく仕上がりかと思いました。引き渡しまでの手直し期間も十分にあり、余裕のある現場管理などで丸泰品質、いい感じです!」
――関係者から頂いたコメントです。ありがとうございました(^^)