▲既存間取り図（リノベーション前　3LDK、約63.5㎡）

▲間取り図（リノベーション後）：
構造体以外の内装をすべて解体し、ゼロの状態から空間を設計するフルリノベーション提案です。今回はコンクリート躯体の状態まで解体してから新しい内装や設備の施工を行いました(^^)

▲西側の部屋（リノベ前）
バルコニー付きの部屋で採光はいいですが、面積が小さいので物置として使っていました。有効活用が少々難しい状況です。

▲リノベ後：最近人気の玄関土間と大きな収納に変身！Y様のご趣味のロードバイクの置き場のみならず、アウトドア用品の収納、趣味の作業スペースなど、汚れを気にせず使えるのが魅力です。内と外をつなぎ、フレキシブルに使える万能空間に変わりました(^^)

▲トイレ（リノベ前）：
タンク付トイレはマンションを約40年前に建てたときのままです。コンセントがないため暖房・温水洗浄機能付き便座（ウォシュレット・シャワートイレなど）の追加も出来ない状況です。日常的に何度も使うトイレは、清潔で使いやすい癒しの空間に仕上げたい場所ですね。

▲トイレ（リノベ後）：
旧型の便器を暖房・温水洗浄機能内蔵便座が付いた便器に交換して、見た目を配慮して排水管の位置を調整しました。トイレ扉を交換・フローリングを張り替えて、壁紙・天井クロスを新調して、便利な棚とタオル掛けも追加しました。

▲廊下（リノベ前）：
築年数の古い物件なので壁紙の変色などが目立ちます。

▲廊下（リノベ後）：
将来でもスムーズに移動できるように、室内既存の段差を出来る限りなくして、床材をカーペットからフローリングへ張り替えました。天井をふかして統一感のあるダウンライトを設置して、元の開きドアも楽に開け閉めが可能な開きドアに交換しました。 すっきりとした上質な落ち着いた空間に変わりましたね！

▲洗面室（リノベ前）：
もともとは暗くて狭い洗面所でした。吊り戸棚が上にありますが、高さ的には使いづらいです。

▲洗面室（リノベ後）：
幅1200mmのたっぷりサイズの造作洗面台で、ゆっくり身支度が出来ます。置き型洗面ボウルの深さが確保されていて、デザイン的にも実用的にもバランスが良いです。整理整頓しやすいように可動棚を備えたオープン収納で一目瞭然。ダウンライトの導入によってさらにスッキリ度をアップ！

▲浴室（リノベ前）：
既存のユニットバスは、サイズ1216（120cm×160cm　0.75坪)なので、浴槽も窮屈で足を伸ばす事が出来ませんでした。通風・換気が悪くてカビはどんどん増え続けてカビだらけの状態です。

▲浴室（リノベ後）：
Y様のご希望で壁をキッチン側に広げることでお風呂のスペースを確保しました。サイズ1616（160㎝×160㎝）ののびのび浴槽を設置し、足を伸ばしてゆったりバスタイムを楽しむことが出来、一日の疲れも癒やされますね。カビ対策として暖房換気乾燥機も設置しました。カビをシャットアウトするだけでなく上部にバーを取付けることで雨の日などの洗濯物干しの活躍も期待できますね！

▲リビング・ダイニングの一部（リノベ前）

▲寝室（リノベ後）：
Y様のご要望で寝室を元のリビングダイニング側に移動するという大きな間取り変更。動線を考えて、寝室にはウォークインクローゼットを併設しました。ウォークインクローゼットは、その名の通り人が歩く事が出来る収納スペースです。洋服だけでなく靴やバッグなどの小物も収納できるため、物がバラバラに置いてあることによる移動の手間を削減することができます。鏡を設置したり、アイロンかけ・着替えに必要なスペースも確保(^^)廊下・洗面室に面したところに出入り口も作って、忙しい朝の着替えもスムーズです♪

▲廊下収納（リノベ前）

▲ウォークインクローゼット（リノベ後）：
ハンガーパイプを壁に設置することで、衣類を多く収納することができます。設置費用が比較的安く狭いスペースでも使えるメリットがあります。また一目で見てわかるという便利さもありますね。

▲キッチン（リノベ前）：
ひときわ「古さ」と「暗さ」が目立っていたL型キッチンです。

▲キッチン（リノベ後）：
元の間取りを活かすため、L型キッチンを採用しました。白いタイルを全面貼って、光沢を抑えたマットな仕上げなので、家具や小物の映える、すっきりとしたシンプルな表情に仕上がります。フローリング・キッチンの収納扉・レンジフードなどキッチン全体の色がまとまるように工夫しました。

▲キッチン周り（リノベ前）：
リノベ前は築40年なのでけっこう年季の入った感じの雰囲気でした。和室の押入があるのでキッチンの横に冷蔵庫置き場が確保出来ない状況です。

▲キッチンスペース（リノベ後）：写真の撮る方向が少し違って分かりにくいですが、キッチンのとなりの収納が解体され、冷蔵庫置き場とパントリーを新設しました。パントリーとは、キッチンの一部またはキッチンに隣接した場所に設けられた収納スペースのことです。今回のパントリーは、丈夫な集成材と可動棚レールで造られたので食品や飲料のほか、日常使う頻度の少ない調理器具や什器類をストックするにも活躍しそうですね！

▲南東側の和室（リノベ前）：
６畳の和室2つ、リビング・ダイニングと繋がっています。

▲リノベ後：間取り変更して個室を3部屋から1部屋に減らして、その分をリビング・ダイニング・キッチンを広く取っています。和室と和室の間にあった壁もなくなり、2部屋がくっついて広いリビング・ダイニングになりました。リビングで過ごす時間が長いのでLDKを最優先の間取りにしました。

▲和室（リノベ前）：
部屋のコーナー部分は結露多発の場所です。結露は、室内と室外の温度差で起こる現象です。空気は暖かいと水分を多く含み、冷たいと乾燥します。水分を含んだ暖かい空気が冷やされると、含まれていた水分が水滴になって結露になります。壁が結露すると壁紙がはがれたり、黒カビが生えていたりする可能性が高いです。

▲断熱材の写真（工事中）：
断熱材をしっかり入れることで壁内結露防止に効果を発揮し、カビの悩みから解放されます。断熱性能の向上によってさらにエアコンの効きが良くなり、夏の暑さにも冬の寒さにも効果が発揮され、電気代にも優しいですね。

▲部屋全貌（リノベ後）
部屋全体の雰囲気がガラッと変わって、Y様のセンスが光るベーシックで飽きの来ないリノベーションになりました！統一感のあるおしゃれなお部屋に大変身ですね♪Y様、この度はリノベーション工事のご依頼頂き有難うございました！
フルリノベーションは間取りや設備などの目に見える部分はもちろん、給排水管や電気配線などのインフラ部分も交換可能なので、建築の安全性や利便性など機能の面も大きく改善できます。築年数が古い家でも安心して快適に暮らせるようになりますね(^^)
デザインスタジオ那由多は、お客様のご要望に寄り添って、完全自由設計のオーダー型リノベーションを提供し、物件ごとの多様な住まいをご提案いたします。間取りの制限や立地の便利さ、理想の条件と価格とのバランスを検討しつつ、コストを抑えながら、注文住宅と同じように将来の暮らしやすさにも配慮した設計が実現可能です！