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2020.01.14幸先のよいスタート ―K様邸地鎮祭レポート
皆さん、こんにちは。デザインスタジオ那由多の貝です♪
2020年、明けましておめでとうございます!新しい年が素晴らしい一年になりますよう皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。本年もとうぞよろしくお願いいたします (^o^)/
今回はK様邸の地鎮祭をご紹介させていただきます。K様ご夫婦とご家族そろってのご参加となり、皆さんに見守られながらの地鎮行事です。私は初めて地鎮祭に参列させていただいたのですが、とても貴重な経験ができました♪
地鎮祭(じちんさい)って、どこかで聞いたことがありますか?「じちんさい」と読むほか「とこしづめのまつり」と読むこともあります。地鎮祭とは、建物の新築や土木工事の起工の際などに、その土地の神様を祀り、工事の無事進行・完了と土地・建造物が末長く安全堅固であることを祈願するために、行われる祭りです。念願のマイホームを建てるK様ご一家にとっては、まるで希望に満ち溢れている幕開きですね!
神主さんが祭壇とお供えの準備をしている様子です。神聖な空気に包まれると感じました。
準備できました!お供え物(米、お酒、山の幸、海の幸、野菜、塩、水等)も、昔は施主さまがご用意するものでしたが、今はお祓いとお供え物として、神社さんの方でご用意頂ける所が多いです。(今回もご用意していただきました)
Step 1.【手水】
会場に入る前に、手水桶から水をすくって両手を洗います。これは、心身を浄める意味があります。手水を終えたら会場に入り、神主さんの開会宣言によって地鎮祭が始まりました。
Step 2.【修祓(しゅばつ)】
お神主さんが、大麻(おおあさ)を左右に振って、参列者と祭壇に飾られたお供え物にお祓いをして清めていきます。
Step 3.【降神(こうしん)】
氏神様を祭壇に迎える儀式を行います。 神様をお招きするために、祝詞言葉を詠みます。 この言葉は、一般的に秘文なので、微音で奏上します。
Step 4. 【献饌(けんせん)】
お酒とお水のふたを取ってお供えをし、神様に祭壇のお供え物を食していただく儀式です 。
Step 5. 【祝詞奏上(のりとそうじょう)】
神様に土地に建物を建てることを告げ、これから工事が安全に進むことを祈ります。
Step 6.【四方祓い】
家になる部分の四隅を神主さんがお払いしてくださっています。この作業は施主様ご夫婦にも手伝ってもらうので、いい記念になりますね。
Step 7. 【地鎮の儀(とこしずめのぎ)】
工事が安全にできることを祈る祈願で、施主・設計士・施工者によって儀式が行われます。鎌で草を刈る動作、鍬で盛砂を崩す動作、砂を均等にならす動作の3つを行います。
↑先ずは 苅初(かりぞめ)の儀 です。施主様に鎌をお持ち頂き、草を刈る儀式を行って頂きます。その際に、「エイ!」とかけ声を掛けて頂きます。 エイ=栄えるという意味らしいですが、ハリのある大きな声でエイと言うことが効果的みたいです。施主様、カッコよく声を出しましたね!
↑次は鍬入れの儀です。設計者先生に鍬をお持ち頂いて、整地する儀式を行います。先生も、「益々栄える」という願いを込めて、かけ声を掛けて頂きました。
最後は建設会社代表の鋤初めの儀です。部長はいつも元気よく「栄(エイ)!栄(エイ)!栄(エイ)!」大きな声で盛り上げてくれるそうです(笑)
Step 8. 【玉串拝礼】
参列者が一人ずつ祭壇の前まで行き、玉串を神に捧げます。玉串とはみずみずしい榊(さかき)の枝に紙垂をつけたもので、清き誠の心を神前に捧げる意味があります。また受け取った時に一礼(一拝)し、祭壇に捧げた後に、二礼(二拝)、二拍手、一礼(一拝)を順番に行います。
Step 9. 【お供え物を下げる】
神主さんがお供え物を撤収します。
Step 10. 【昇神】
神様に元の場所へとお帰りいただくための儀式。
Step 11. 【閉式】
神主さんが儀式の終了を告げ、地鎮祭は終了します。
Step 12. 【直会(なおらい)】
式が終わると、お供え物である神酒等をいただきます。お供えしたお酒には神聖な霊力が宿るとされています。そして、神聖な霊力が宿ったお酒を地鎮祭後に分け与えられ、ご加護を受けるのです。 お酒で乾杯 *(^o^)/*
以上が当日地鎮祭の流れです。K様ご一家、この度はおめでとうございます☆
スタイリッシュなお施主様と笑顔が素敵な奥様のような、こだわりがたくさん詰まった温かいお家、工事スタートです!お施主様に喜んでいただけるよう頑張ります!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。では、また (^^)