2021.04.02保育園改修工事、竣工です！

皆さん、こんにちは。デザインスタジオ那由多の貝です(^^)
社会は新型コロナウィルスの影響でイレギュラーな形でスタートしなければなりませんが、4月となり、入学・入社シーズンであるとともに、暖かくなって出かけやすくなる時期になりました。新生活を祝うかのように咲き誇る桜の開花を見ると、自然と時間は一歩一歩着実な歩みを続けていることを感じますね🌸気持ちを一新して新たな一歩を踏み出しましょう♪
近年の共働き世帯の増加に伴い、社会的に待機児童が問題になっているのは皆さんもご存知だと思います。この問題の対策として、企業主導型保育所は最近注目されています。「企業主導型保育事業」って、皆さんご存知でしょうか？簡単にいうと、企業が保育所を設置して運営を行うことを内閣府が助成する制度です。認可外保育施設ですが、一定の要件をクリアすると国から保育所の運営費・整備費の助成金も出ます。
運営施設の確保という面から保育園開設のハードルが高いと皆さんが思いがちですが、実は既存建物の有効活用できる用途変更も解決策の一つです！今回ご紹介のミルキー保育園改修工事は、「企業主導型保育事業」の制度を活用して、個人住宅から保育園に用途変更したケースです！早速ですが、改修工事写真を公開いたします♪

乳児室・ほふく室・キッチン全体（改修後）　小さなお子様を預かる場所なので、危ない角をしっかり隠すようにコーナーガードを設置しています。

改修工事により既存の建物に生命力を注ぎ、その中で毎日たくさんの子どもたちの笑顔に包まれ、楽しい日々や感動を与えてくれることを祈っております♪
最近世の中全体的な傾向だと思いますが、用途変更のニーズが高まっているようです。理由としては、コロナの影響・人口減少・景気動向・資源の有効利用などに伴って、【新築】→【既存建物の有効利用】という傾向があるからだと思われます。０歳から５歳までを一括して入園できるような大きな建物でなく、最近は「定員が19名以下」の小規模保育園という仕組みが出来たので、大きな専用施設を一つ作るよりも、既存建物を有効利用したほうが成立しやすいでしょう(^^)
保育園に限らず、たくさんの方々が利用する建築物は、用途変更を計画する前に、建物の安全性・耐震性や避難についてしっかりさせるべきです。建物有効活用をお考えの方、私たちは事業企画から設計・施工提案まで建設と不動産に関するお悩みをワンストップで解決いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください！