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2023.06.16(仮称)熱田区新尾頭一丁目計画新築工事 順調に工事中♪
こんにちは、現場担当の三戸です。6月も半分が過ぎ照り付ける日差しも、日に日に強さを増しております。現場に出ると日差しが強い日もあり早くも夏バテ気味です。 ブログを読んでいただいている皆様も体調崩されませんように頑張っていきましょう♪さて熱田区の金山駅近くで賃貸マンションの新築工事が始まっております。今回は3月から工事着手してから基礎完成までを写真と共に紹介したいと思います。
〇物件概要:鉄筋コンクリート造 地上10階建て
1LD×18戸(1階テナント 賃貸マンション)
↑杭打ち状況
まず、建物を支える基礎で重要となります、杭工事です。
・杭種(場所打ちコンクリート打設杭)
・杭の規模 杭径1200~800 杭深さ23m~16m 計14本
今回工事する場所は、出入口が1か所しかなく狭い上に奥行が30m以上もある現場なので まさに「ウナギの寝床」という言葉がピッタリの現場になっており 、 重機も25m近くまで杭用の穴をあけるため相応に大きな重機を使っているためかなり狭い場所での作業になりました。隣の建物が近いので汚さない様ブルーシートでカーテンを作成して養生しながら作業行っています。狭い場所での作業で気を付ける部分たくさんありましたが無事に支持層に到達できました!
杭工事が終われば根切工事に進みます。隣地が崩れてこない様に矢板(杉板)を入れながら掘削していきます。
杭工事で打設した杭の頭が出てきました。 余盛部分を斫りとってます。
根切工事に関しても土を搬出するのが大変でした。狭いので土を搬出するためのダンプの入れ替えが大変で重機が旋回する際に、ぶつけないかヒヤヒヤしながらの作業でしたが無事故で作業が終えられてよかったです。
根切工事が終わり砕石を敷いて整地が完了したら、位置や高さを正確に出すために捨てコンクリートを打設しています。
先ほどは斫った杭に杭頭補強筋という、基礎に定着させるための鉄筋を溶接しております。
赤色が杭頭補強筋、黄色が基礎配管になります。
↑地足場組立完了
地足場とは、基礎工事の際に使用する足場のことです。材料の運搬やコンクリート打設等に使用します。
基礎工事に係る、鉄筋組立、型枠建込、コンクリート打設、型枠脱型までたくさんの作業員が使用するため、同線等気を付けて計画しないと工期に影響のある大事な足場です。
↑配筋、型枠組立完了
一部ですが型枠、鉄筋共に完了した写真になります。基礎の出来を決める大切な部分ですね。
コンクリート打設時のポンプ車と生コン車です。敷地内に設置することが出来ない為、道路使用等申請を出し車線規制しながら打設しました。ご迷惑おかけして申し訳ございませんがご理解お願いいたします。
コンクリート打設後養生期間をおき脱型して出来上がった基礎コンクリートです。狭い中での作業でしたが何とかここまできました。
基礎コンクリートが完成した後は埋め戻ししていきます。根切状況と同じ様に狭い状況での作業ですが、写真の様に土が下がっていかない様に300㎜毎に転圧を掛けています。
土の埋め戻しが終われば砕石を敷いて再度転圧を掛けます。水締めという水を流すことで土を締め固める作業も並行して行っていました。
ここまでくるとやっと現場が進んだなと実感してきます。
実際はまだまだ先は長いのですが...
この続きも順次ブログ更新していきますのでよろしくお願いいたします。