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2017.06.26「住まいの耐震博覧会」に行ってきました。
こんにちは
デザインスタジオ那由多の石川です。
昨日(6月25日)に長野県南部にて最大震度5強地震がありました。
1回の地震の大きさも怖いですが、その後も震度4程度の地震が相次いで起きました。
そんな地震に対して我々にできる事は、「地震に耐える住宅」を提供する事です。
昨年の熊本地震もそうですが、1回の大きな地震に耐えうるだけでなく、複数回の地震に耐なければなりません。
また、近年東海地方でも大きな地震が心配され、建築におきましても耐震に対する商品がどんどん増えてきております。
そこで、6月24日、25日にポートメッセなごやで開催された「住まいの耐震博覧会」に行ってきました。
当イベントは、主に木造住宅の耐震に関する博覧会で、新商品や耐震の構造を勉強して参りました。
このようなイベントは定期的に開催されており、図面や資料だけではわかりづらいですが、模型で実際に揺れを起こす事でとてもわかりやすいです。
↑こちらの写真は開口部(窓)を大きくとり過ぎる(→筋交いが入れられない)ことにより構造が弱くなってしまう様子を表したものです。
↑こちらの写真は屋根が重いとそれに伴い構造材を増やさなければならない様子を表しております。
↑こちらの写真は住宅基礎の強さを比較した模型です。
これらの模型に実際に揺れを加え、どういった支障が生じるのかを表しており、とてもわかりやすいです。
そして、新築はもちろん、今の住まいがどういう構造になっているのかを知り、どういう補強が必要なのかを見直すきっかけとなります。
耐震補強の商品もたくさん出ており、部位によって最適な補強の提案が可能となってきました。
そして、今回のイベントでも大人気だったのが、地震体験です。
大きな地震も突然起こる為、こういった体験もとても大切ですね。
防災セットを用意し、日ごろから備える事はもちろん大事ですが、建物の備えは容易にはできません。
私たちは大切なご家族、暮らしを支えることのできる住宅造りを今後も努めて参ります。