2020.08.05丹羽郡N様邸改修工事のご紹介！

皆さん、こんにちは。デザインスタジオ那由多の貝です。
今年は、例年より雨が非常に多くて『本当に梅雨は明けるのか？』と心配していましたが、8月に入って、ついに梅雨明けになり、いよいよ夏本番です☀️真夏日が続くと予想されますが、厳しい暑さで熱中症の危険性も高まりますので、こまめに水分を取るなど、熱中症に十分注意しましょう(^^)
さて、今回は、丹羽郡にある築50年以上のお宅のリフォーム工事のご紹介です！

▲N様邸は、築年数が長いわりには、凝った造りをされていましたので、古民家ならではの風合いがあります。植栽や庭石がある立派なお庭も魅力的です♪

N様ご夫婦は、これからはゆっくり家で過ごす時間が増えると考えて、気になっていた部分をリフォームして安心快適に暮らしたいという思いで、今回リフォームのご相談をいただきました。

▲まずは解体作業、始めます！今回のN様邸改修ポイントの中で、一番の悩みは冬の寒さと隙間風でした。老朽化が目立つお風呂・トイレ・渡り廊下は、最新の水回り設備と断熱性が高い建材を使って改修していきます(^^)

▲壁表面の仕上げを撤去。竹小舞（たけこまい）と言われる下地がみえてきましたね！竹小舞とは、土壁の下地に使う細い竹のことです。土壁の下地を小舞といい、竹などの素材を格子状に編み込んで構成されています。伝統的な和風住宅でしか使われていないので、普段見る機会が少ないかもしれませんね。

▲床下の湿気対策・カビ対策として、コンクリートを打ちます。床下は湿気が溜まりやすく結露が発生しやすい環境なので、湿気が溜まらない対策を行うことが大切です。今回は地面に防湿シートを敷き込み、その上から土間コンクリートを打つ床下の湿気対策を採用しました。

▲配管工事を行っている最中です。暑さに負けずに、常に丁寧な施工を心掛けています(^^)

▲木工事に入りました！改修部分の骨組みが丸見えチャンスです。強固な構造材を見てお施主様も安心していただければ嬉しいですね！

▲外壁の建具を設置しました。窓はすべてLow-E複層ガラスで、断熱性・気密性が優れたものです。光を取り入れながら、冬の寒さ対策にもなります。外側に面しているため、目線の問題を配慮してルーバーと型板ガラスを採用しました。型板ガラス（かたいたガラス）とは、ガラスの片面に型模様をつけ、光を拡散させて視線を遮るガラスです。プライバシーを守れる上に、透明ガラスよりも柔らかい光を家の中に取り入れることも可能です(^^)

▲ユニットバスを設置している様子です。水平に設置するために、レーザー墨出し器でフレームの高さを決めます。レーザー墨出し器とは、レーザー光を壁面・天井・床面に照射し、水平・直角などの基準となる線を出す（建築用語では「墨を出す」）精密測定工具です。とっても便利なアイテムですよ♪

▲和風の趣のある建物なので、旧家のおもかげや和風の雰囲気を残して、統一感がある・和モダンな装いの素敵な外観に生まれ変わりました！

外壁工事が終わって、設備の設置と内装工事も残りわずかです。水まわりはすべて、最新の設備機器に入れ替え、新たな息吹を感じられる快適な空間に変化させますので、次回のビフォー・アフターの写真報告をご期待ください！

一戸建てもマンションも、築年数に関係なく、リノベーションで新築のように一新できます。今後も、爽やかな風がやさしく吹き込むようなリフォームを提案していきたいです。ご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。